平成19年6月14日
この春、旧友の薦めもあり 四国お遍路に出た、もともと宗教心はなく 昔の友達との会話の席で 「古希も過ぎ、ゆっくり旅行でもしよう」との話から出たことなのに いざ出発となってみると、都合よく同行できる者は一人としていない。本来のお遍路の姿、”同行二人”で出かけた。
春の彼岸より一週間、阿波、徳島県一番札所霊山寺より二十三番薬王寺まで周り 内、一番より十一番藤井寺まで まる三日は歩きで、その後は山道となり工程も長いため 難所は安易にタクシーにたより工程を消化した。
運良く天気に恵まれて、半日のみ小雨より他は、晴れの日が続き、日々是好日で、桜は満開、菜の花は見ごろ、
願はくは 桜の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ。
おおきな桜の木、満開の下で しだれ桜の街道にて
ちょうど菜の花も見ごろ。。。 階段を上って行くお遍路さんたち
四国11番札所 藤井寺にて 四国15番札所国分寺 目と下半身の病に霊験
まる二日付き合って頂いたタクシー運転手の言
「お一人で 歩きお遍路される方は ”なにか 哲学的で哀愁を含んでいる方が多いのですが”旦那さんは、心配事も少ない 幸せそうな方に見えますなー」
”もっと真面目にやれ” との意味合いが含まれているのか? ちょっと気になった。
秋の気候のよいときに、土佐をめぐる予定。(記 田中幸一郎)