2008-07-30
記事:中野万博
写真:高野周治
平成20年7月20日(日)東板橋公園少年野球場で熊野地区少年野球大会のB(高学年)クラスの決勝戦を南町ファイターズと戦いました。
春の熊野地区少年野球・総当たりリーグ戦では4戦全敗だった中町ジャガーズが、今大会前の2つの練習試合で選手たちは自信をつけ生まれ変わり、決勝を戦えるチームになりました。
いくぞー!オー! お母さん達のサポート
1回表、中町ジャガーズの攻撃は主将のショウゴから、フォアボールを選んで出塁。2番のユウヤが三振の間に盗塁で3塁まで進み、3番カズヒロがフォアボール。4番のヒロタカのサードゴロの間にショウゴが先制ホームイン!5番リュウトもフォアボールで出塁するも、続くカヅナが三振でチェンジ。
先制点・ショウゴ エース・ヒロタカ
1回裏はポーカーフェイスのエース・ヒロタカもさすがに緊張していつもの切れのある速球とまではいきませんでした。3番、6番の3塁打を含む4本のヒットを浴びて3点を取られて、1対3で2点を追う展開になりました。
2回表、7番ユウキ、8番ソウヤが内野ゴロに打ち取られツーアウト。9番タカアキがフォアボールで出塁し、1番ショウゴがセンター前ヒットを打つも、センターから2塁に返球されてスリーアウト・チェンジ。
2回裏はヒロタカも緊張が取れ、いつもの速球が決まり3者凡退で0点に抑えました。
タイムリー・カズヒロ 熱のこもった応援
2点を追う3回表、ユウヤがセカンドのエラーで出塁し、ジャガーズにスイッチが入りました。カズヒロがレフトを抜きタイムリー2塁打で2点目。ヒロタカもセンターにタイムリーヒットで3点目。つづくリュウトもレフト前ヒット、カヅナがエラーで出塁しノーアウト満塁。そして、相手のエラーの間にランナー全てがホームインで6点目。ユウキがフォアボールで出塁し、エラー、盗塁で3塁まで進む間にツーアウトを取られましたが、ショウゴの左中間を抜くタイムリー3塁打で7点目。ユウヤのセンター前のタイムリーヒットで8点目。この回、一挙に7点を追加して8対3と試合をひっくり返しました。
3回裏は2つのフォアボールとヒット、そしてエラーで3点を返されました。ワンアウト3塁の状況で、ピッチャーゴロを1塁に返球してツーアウト、その間にホームを狙った3塁ランナーをファースト・リュウトの返球とキャッチャー・カズヒロのブロックで防いでダブルプレー!スリーアウト・チェンジ。
4回表はワンアウト満塁になるも0点で8対6でその裏をむかえました。
4回裏は先頭打者にライト前ヒットを打たれ、盗塁、エラーで1点を返されて8対7と1点差まで追い上げられました。ここで試合時間は残りわずか。タイムや選手交代で時間を使い、追加点を許さなければ勝つこともできました。しかし、小細工もせず、正々堂々と戦かう。今の選手たちなら必ず勝てると信じました。追加点を許さず8対7で4回を終わり、主審からは残り時間が1分あるので5回に入りますということでした。
5回表はセンター前ヒット、フォアボールでノーアウト1、2塁。しかし、強烈なサードゴロうまいさばかれてダブルプレー。その後ヒットは出ずに0点で8対7。
運命の最終回裏、ライト前ヒット、エラーのランナーがダブルスチールで2,3塁。ここでツーランスクイズを決められて、無念、サヨナラ負け。
ピンチを防ごう 無念、サヨナラ負け
監督として選手たちにもっといろいろしてあげれたはずです。とにかく反省をしています。全力を出し切って戦い抜いた選手たちのくやし涙は忘れません。選手たちと一緒に努力し頑張ります。
くやし涙 ありがとうございました
最後にベンチ前で相手チームにエールを送りますが、選手たちは泣いてて大きい声が出ませんでした。「そんなエールじゃ、熊野地区の代表で親善大会に行く南町ファイターズが勝てないぞ」とエールをやり直しました。選手たちは泣きながら大きな声で「フレ、フレ、ファイターズ」とエールを送ってくれました。
準優勝 全員集合
献身的なお手伝いと応援をしてくれた父兄、そして町会の皆様。そして、今回は中町ジャガーズのOB、その父兄に方々も応援に駆けつけていただきました。本当ににありがとうございました。心より感謝申し上げます。
9月から始まる板橋区民大会・学童の部に向けて、選手はもちろん、監督、コーチも一緒に努力し頑張りたいと思います。
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